私の学生時代~「コミュ障」を克服するまで②~
こんにちは、あずまです!
今回は前回の『私の学生時代「コミュ障」を克服するまで①』の続きをお話しします!
私は高校生の時、コミュニケーション障害を心配した母に連れられてある精神科に行きました。
そこで出会った先生に言われたのが、
「コミュニケーション能力は才能ではなく、経験を重ねることで伸ばしていくものだ」
というものでした。
これを聞いた私は、自分を変えるために少しずつ訓練を始めました。
私がまず最初に取り組んだのは、
コンビニの店員さんとのコミュニケーションです。
これは精神科の先生にアドバイスしてもらった治療法なのですが、コンビニというのは、商品の購入から退店まで話す内容が限られています。
店員「ポイントカードはございますか?」
私「はい、あります。」
「無いです。」
店員「袋はご利用ですか?」
私「はい、お願いします」
「いいえ、要りません。」
店員「こちら商品とレシートになります。」
私「ありがとうございます。」
基本的にこの3パターンしかありません。
そして、いちばん重要なのが、
「ありがとうございます。」を練習できる事です。
世界中の言語で必ず共通して存在するのが、「感謝を伝える言葉」です。
そのため、「ありがとうございます」
は日本人として生きていく中で最も重要な言葉であり、
たとえ他の言葉が発せられないとしても、
この言葉さえ言えればほとんどの人に嫌われることはないのです。
それほど、「ありがとうございます」は重要です。
私は毎日このようにしてコンビニに通い、
「同じ店員さんに2日連続で会うのは嫌」という
今となってはよく分からない恥ずかしさを感じていたので、
行く場所を変えながら訓練を重ねました。
そして半月経った時気づいたのです。
「会話ってゲームやチャットのテンプレートに似ている!」と。
「ありがとうございます」や「お願いします」など、
一つ一つのフレーズを日常的に口にすることで、その言葉に慣れ、
毎日人を前にして話すことで、
人と話すというシチュエーションに慣れていくのだというイメージがそこで出来たんです!
そして、慣れた言葉を増やし、話せる人を増やすことで、コミュニケーションに対する恐怖心を消していくことができる!と確信できたのです。